トイレの点検現場写真

建物全体はまだしっかりしているんだけれども、そろそろトイレが古くなってきたなぁ~なんてお思いの方いらっしゃいませんか? 
仮にトイレのリフォームを想像してみた時、どうやって交換したらいいのか?、果たして工期はどの程度かかるのだろう?とか、全体費用はどれぐらいが相場?など様々な疑問が出てくることと思います。またトイレだけリフォームを業者に頼めるものなのか?という心配事もあるかもしれません。
もちろん建物全体のリフォームだけではなく、トイレのみ、トイレだけのリフォームにも当社はお客様の気持ちになって全力で取り組まさせていただきます。
まずは、トイレのリフォームと一概に言っても様々なパターンがありますので、それを解説しながらあなたのお宅のトイレがどのパターンに当てはまるのか?を理解していただいて、ある程度の概要や相場を把握していただくことが重要です。

トイレのリフォームの種類

トイレのリフォームの種類には主に以下6つのパターンが存在します。 

1,和式から洋式に 
2,洋式から洋式に 
3,温水+暖房機能付き水洗浄便座の取り付け 
4,汲み取り式から水洗トイレに 
5,タンク付きトイレからタンクレストイレに 
6,トイレの増設

それぞれをもう少し解説していきます。 

1,和式から洋式に

和式から洋式に交換(イメージ)

和式から洋式にトイレを変える場合は、トイレ単体だけではなく、内装全体の変更が必要になってくることがほとんどで、大幅に作り変えることとなります。また交換するトイレのグレードによっても費用は変動します。併せて排水管や電源を新たに設けたり、交換したりする作業も想定されます。これらを考慮して費用相場は25万~が一般的です。
また現在のトイレが、「汲取り式」であったり、トイレに段差があったりする(和式トイレの場合多いです)と追加工事が発生します。


2,洋式から洋式に

洋式から洋式に交換(イメージ)

洋式から洋式は、和式から洋式に比べて大幅な内装工事や、配管工事は必要が無いので、費用はリーズナブルになります。トイレのグレードによりますが15万~くらいからリフォームが可能です。


3,温水+暖房機能付き水洗浄便座の取り付け

温水+暖房機能付き水洗浄便座の取り付け完了のイメージ

便座のみの交換の場合と便器ごと交換する場合とで費用は変わりますが、便座のみの交換であれば、6~10万くらいが工事費込みで相場です。もちろん便器ごと変える場合は、便器の仕様によって変動しますが、一般的なものであれば5万くらいから、高い便器を選ぶなら20万以上のものもありますが、それに加えて便座を取り付けるための部材費や工事費が掛かりますので、プラス8万くらいを見ておくのがよろしいかと思います。


4,汲み取り式から水洗トイレに

汲み取り式から水洗トイレに(汲み取り式トイレイメージ)

建物によっては、汲取り式のトイレもお有りのことと思います。これを水洗式に変える場合は、それ相当の工事が必要になってきます。元々汲取り式のトイレには「便槽」という設備があり、水洗式に変える場合は、新たにこの「便槽」を取り除く作業が必要になってきます。
その後水洗式にするために、新たに浄化槽を設けたり、給排水管の水道工事や電機関連の工事も発生します。
そして新たに設置するトイレもグレードがいろいろありますから、どれを選択するかによって全体的な費用感も大幅に変わります。当社の相場では大体70万~からが多いです。費用はある程度掛かってしまいますが、以前の汲取り式の状態に比べ格段に生活しやすくなるため、思い切ったコストをかけたとしてもリフォームする意味や価値は十分にあると思われるお客様が多いです。

5,タンク付きトイレからタンクレストイレに

タンク付きトイレからタンクレストイレに交換(イメージ)

最近とても増えてきましたが、スペースを省スペース化するため、デザイン性を重視する観点からタンクが無いタンクレストイレが選ばれることが増えてきています。本来便器の後ろにあったタンクが無いため、トイレのスペース内が洗練されスタイリッシュになる印象を与えます。
タンクレストイレはタンクレス付きトイレに比べ相場は高めになります。
また、タンクレス付きトイレにはタンクの上に手洗い場がありますが、タンクレストイレにはそれがありません。ですので、別途手洗い場を設置する必要があります。その場所の確保と工事が発生します。大体全てひっくるめて工事費用の相場は15万~からとなります。

6,トイレの増設

よくあるご相談として、新たに2階にトイレを増設したいというケースがございます。
2階にトイレを設置する場合は、1階で工事を行うことに比べて様々な付帯工事や補強のための工事が発生するので、費用はお高めになります。大体35万~が相場と思われます。


トイレ変更の費用の考え方

トイレのリフォームは、まずトイレそのものを交換して新しくするのか?と便座のみを交換するのか?によって大きく費用感は変わってきます。基本的な考え方は、 

トイレの便器そのものの費用 + 工事費用(内装や時に便槽の処理を含む) + 処分費用(古い便器等)= トイレ変更費用 

となります。
この中で最も費用が変動するのが「工事費用(内装や時に便槽の処理を含む)」です。現場を拝見させていただいて必要な作業量が分かりますので一概に値段は決められませんが、トイレだけを交換するのでなければある程度の費用感は発生します。また排水形式には、「床排水」「壁排水」の2つがあります。排水管が見える、見えないによってかかる費用も変わってきます。これも現在の建物の状況によって費用感は大幅に変わります。
次に費用感が変動するのが、便器本体です。便器は以下3つが主流です。

1,セパレート型

セパレート型トイレ(イメージ)

タンクと便器が別々に存在し、組み合わさっているタイプです。一番幅広く流通しているのがこのタイプになります。価格も3つのタイプの中で一番お値打ち感があります。長所としては、便器とタンクどちらかがもし壊れてしまったとしてもそれぞれ別々に修復できるため、その後のメンテナンスが安心ということが挙げられます。タンク上部に手洗い場がついているものもありますし、無いタイプも選択可能です。短所としては、便器とタンクの間にゴミやほこりが溜まりやすいということが挙げられ、故に掃除がいまいちやりづらいという点があります。


2,タンク一体型

タンク一体型トイレ(イメージの一例)

タンクと便器が一つの造形物として形成しているタイプです。1に比べスッキリとした印象を与えます。
長所としては、便器とタンクが一緒なので、清掃しやすいことが挙げられます。
短所としては、便器とタンクどちらかが故障した場合、それぞれを別々に直すということはできません。故障した場合の費用は1に比べて上がってしまいます。


3,タンクレス型

タンクレス型トイレ(イメージ写真)

文字通りタンクがありません。見えるところにタンクが無いため、空間が洗練されます。水を直接水道から引いてきます。
長所としては、タンクが無いことによって空間にゆとりができます。空間に圧迫感が無くなるため見た目にもキレイという印象を与えます。
短所は、手洗い場が無いので別途手洗い場を設けなければいけません。
それ以外にも、「便座の機能」「洗浄方式」「汚れが付きにくい便器」など様々な検討項目はございますが、まずは主に
①トイレの便器そのものの費用 
②工事費用(内装や時に便槽の処理を含む)

の大まかな費用感を捉えることが大事です。


トイレのリフォームを成功させるためには

トイレのリフォームを成功させるためには、こういうことが出来てないと不便利だと思われることをできる限り事前に洗い出しておくことがとても大事です。まずは、お住まいのご家族様皆様で現在のトイレの不満やリフォーム後の要望をリストアップしてください。その上で特に大事なポイントを以下にご説明します。

1,床や壁の材料の選択

機能を考慮した便器の種類だけではなく、トイレの雰囲気は床や壁の材料、材質で大幅に印象度は変わります。またどのようなものを選択するかによって、その後のお手入れのしやすさ、しにくさも変わってきます。
床材ですが、掃除のしやすさを優先しようと考えるのであれば、クッションフロアが一押しです。
クッションフロアは広く流通している床材として有名ですが、汚れにも耐久性も強いです。
次に傷が付きづらいという点から考えるならば、フロアタイルという選択肢もあります。
オシャレさでいうと、床にフローリングという選択肢もありますが、基本的に水に弱いという短所があります。それでもフローリングを使いたいとお考えの場合は、トイレ専用にコーティング加工されたフローリング材もありますので検討してみてください。
壁材ですが、見えなくても基本的にトイレ内は汚れやすいので、シミができやすいと考えるべきですから、シミが出来やすそうな紙系の壁紙はあまり選択しないように注意しましょう。
掃除のし易さ、防汚の視点で選ぶならば、塩化ビニール系クロスがオススメです。撥水性が強く、拭くだけでお手入れができます。

2,ドアの開閉の向き

ドアを変更する時、開閉の向きや、ドアを開けた後のスペースを想定してください。ドアを開けた時の後ろのスペースにゆとりが無くなって出入りがしずらいなんてことにならないように注意する必要があります。
またドアの種類を検討することも大事です。
大きくは開き戸と引き戸に分かれますが、便利さもさることながら、空間の印象も大幅に変わります。

3,収納

意外に聞こえるかもしれませんが、トイレには沢山の荷物を収納したいと考える方が多いです。
トイレの清掃器具はもちろんのこと、トイレットペーパーやタオルなどはそれなりに場所を取ります。
いかに目立たないようにこれらを収納するかがポイントになります。あまり目に入らないところに、目立たないように存在感無く収納を付けることができるかが大事です。ただそれなりに物が多い場合は、収納にドアをつけて室内をスッキリさせるという方法もあります。 

4,手洗い場

トイレのタイプをどれにするかにも関係してきますが、多くの人が訪れる家であれば、手洗い場はトイレと別で設置するのが望ましいです。トイレ内に手洗い場があると室内に水が飛び散りがちになりますし、カビが発生しやすい要因にもなります。そのため、常々清掃が求められます。
ですが、別途手洗い場を設けると手を洗う際に水ハネが少なく抑えられるし、床や壁、そして便座が汚れるのを抑えられる、無くすことができるので、清掃がラクになるというメリットもあるのです。
その代わり、新たに手洗い場を設置するスペースを捻出する必要があります。

5,バリアフリー

今すぐでなくても、高齢者がいる場合はバリアフリーも念頭に置いておく必要があるでしょう。
段差のないようにするのはもちろんのこと、できることなら車椅子でもトイレを使うことができるようにすることも考えておくべきかもしれません。
足腰が弱くなっても歩いてトイレに入るためには、トイレの出入り口の段差以外にも、手すりの設置も考えておきましょう。

6,タンクレストイレ

徐々に増えてきていますが、タンクレストイレを選ぶ方が増えてきています。便器とタンクの組み合わせ型や一体型と違い、見た目にもスッキリということと、場所が省スペースで済むというメリットがあります。トイレを洗練された空間、癒しの空間と定義づけたい方は、タンクレストイレのご検討をおすすめします。


トイレだけのリフォーム大歓迎! 見積無料!

トイレだけのリフォーム大歓迎!見積無料!(お問い合わせ受付オペレーターイメージ写真)

トイレのリフォームもチシマ総合建設にお任せ下さい! 適切なヒアリングと現場確認の上、お見積をご提示させていただきます。またお見積は無料です。なお地域によっては、トイレのリフォームで補助金が使える場合もございます。介護保険・リフォーム減税制度も併せてご利用になれる場合もございます。まずはトイレのリフォームをお考えでございましたら、お気軽に一度当社にお問い合わせくださいませ。



電話・メールお問い合わせ