家自体はまだ大丈夫なんだけれども、 家族全員が毎日欠かさずに使う場所だから、 急激に洗面台だけ痛んできたなぁとか古くなったなぁとか、使い勝手が悪いなぁと感じたことはありませんか？
「洗面所が素敵に変わると、身支度がちょっと楽しい気がする」と、感じる方も多いみたいです。
使いやすさもありますが、お掃除のしやすさも、そしてもちろん、デザインにもこだわりたいものです。すっきりと収納できて、明るく機能的な空間であること等、意外と洗面所に求める条件は、たくさんあります。実は、洗面所に収納する生活雑貨は以外と多いので、それらの物をかたずけられればと思い始めることは、そろそろ洗面台をリフォームする時期なのかもしれません。
洗面台も現在の洗面台がどのタイプで、そして新しく設置したい洗面台がどのようなものにしたいのか？によって相場は変動しますが、年を追うごとに各メーカーから最新機能がついた様々な商品が登場してきています。あなたの暮らし方に合わせた洗面所へのリフォームをイメージしましょう。
まずは洗面台のリフォームをお考えの方、大よその洗面台のリフォームの知識を頭に入れて、未来の洗面台を想像してみてください。
洗面台のリフォームの種類
洗面台のリフォームでまず考えなくてはいけないことは、どのタイプの洗面台にするのかということです。現状の洗面台がタイプで、これをどの新たにどのタイプにしようと思っているかをある程度決めておくことが大事です。洗面台のタイプは主に３つに分類されます。
１，ユニットタイプ
一番スタンダードなタイプになります。主にかがみや収納、洗面のボウルが一つになっている仕様のものを示します。規格が決められた個別の部品を現場で組み合わせて設置されることからユニットタイプと呼ばれています。一般的にこのタイプは収納スペースが多く、台の下のスペースに大きな空間のあるものや、鏡の左右にある扉があり収納になっているものが多いです。さらに水道の蛇口の長さを可変できたりするタイプも多いです。使い勝手と価格面からこのタイプをお選びになる方は多いです。
２，システムタイプ
洗面ボウルと水栓などの各種部品をお客様が独自に組み合わせることができるタイプのものです。各種部品を自由に選択できるので、空間のデザインにこだわる方には最適と言えます。また洗面台を頻繁に使う人の特徴、例えば身長によってカウンターの高さを合わせたりすることや、全体の横の長さを広げるなんてことも可能です。デザイン性や機能面での融通が付きやすい特長がある面、トータルコストは上がりやすいです。
３，カウンタータイプ
創作洗面台と呼ばれるタイプで、自分独自のデザインや機能性で作る洗面台を示します。
ほぼ100％自由に全ての箇所を選ぶことができるという点が特長で、例えば洗面ボウルの大きさや素材や形、収納棚の扉や大きさ、カウンターの高低などほぼ全て自分好みにカスタマイズできます。
洗面台の変更の費用の考え方
洗面台のリフォームは、まず今の洗面台がどのタイプで、そして次に導入予定の洗面台をどのタイプにするのかを決めた後、変更にかかる工事費（内装工事等）、及び古い洗面台の処分費などが主なものになります。つまり、
洗面台そのものの費用 ＋ 工事費用 ＋ 処分費用 ＝ 洗面台変更費用
となります。
費用を見積もる上で、工事費用は主に以下のケースに分類されます。
①単に洗面台のみを交換する場合
古くなったユニットバスから新しいユニットバスのように、単に洗面台を変えるのみであれば大掛かりな工事も行いませんので費用はリーズナブルです。どのような洗面台を新たに選ぶかによって値段は変動しますが、洗面台の費用に工事費と以前の洗面台の処分費も含めて大よそ８万～20万くらいの費用が目安です。ちなみに洗面台の本体にはグレードがあり、そのグレードによって機能も値段も違います。一度ショールームに行くなりして実物を目にしてみることをおすすめします。なお工期は１～２日で終わります。ニットバスを新しいユニットバスに変更します。各メーカーから多種多様のユニットバスが販売されています。全体の費用は大体70万～からが多いです。
②洗面台の交換にあわせて内装工事も行う場合
洗面台の交換にあわせて、床材や壁紙の変更及び電気系の工事も行うケースです。具体的な作業としてはクロスの張替（約３～６万）、床張り替え（約３～６万）、キャビネット（棚）の追加や設置（約２～８万）、鏡のくもり止め（3,000円前後）などがございます。どうせ洗面台を変更するのであれば、思い切って古くなった内装も変えてしまいたいとお考えになる方が一般的には多いです。大よそ工期は２～５日くらいです。
③洗面台の場所を移動する場合
洗面台の場所を今ある場所から別の場所に移す場合のケースです。もちろん単純な洗面台の交換とは違いますので費用は大幅に掛かります。新しく移動先になる場所の現場状況を確認させていただいた上で見積になりますが、新たに配管などの水道工事、電気の配線工事が発生します。さらに床や壁の内装工事も全面的に新たに必要になります。新たに選ぶ洗面台にもよりますが、工事自体で15～35万は見積もっておく必要があります。工期は２～５日程度です。
洗面台のリフォームを成功させるためには
洗面台のリフォームを成功させるには、今の現時点で不安に思われることを可能な限り事前にリストアップしておくことが重要です。まずはご家族皆様で話し合ってみて、事前に洗面台に関する現在の問題点や今後の希望を先入観なく出してみましょう。その上で、大事と思われるポイントを以下に記述します。
１，洗面台の大きさ、サイズ
新しい洗面台を選ぶ際で、洗面台の交換だけで済ます場合は、現在使っている洗面台の横幅と同じにする必要がありますので、寸法を測った上で同じ横幅のタイプの洗面台を探してください。移動する場合は、移動先のスペースを様々なところから測ったりして、どのような大きさのものをどう置くのか、を予めイメージしておくことが大事です。寸法を測り次第、プロの業者の方に見てもらい助言をもらうのも一つの手です。
２，メンテナンスが容易か
様々な洗面台が各メーカーから販売されていますが、見た目だけではなくメンテナンスの容易さ、手入れが簡単かなども事前に調べておく必要があります。素材が汚れにくいものや、パーツ同士の隙間を無くしたため汚れが溜まりづらいものなど、メンテナンスし易い洗面台を選びましょう。
３，実際の使いやすさ
洗面台自体の高低や、収納の数や広さ大きさは、普段の使いやすさに多分に影響してきます。特に洗面台の高さが合っていない場合、例えば高いと顔を洗いづらいとか、逆に低すぎたりすると、姿勢の面から腰などにダメージが来ます。また洗面台の下の収納にどれくらい物が収納できるのか、鏡の後ろの収納スペースにどれくらいしまえるのかも調べておきましょう。
４，洗面ボウルの素材
洗面ボウルが割れてしまい交換になると大きな出費となってしまいます。絶対に割れない洗面ボウルというものは無いですが、割れづらい、強度のしっかりしている洗面ボウルは各メーカーから出されています。費用と相談にはなりますが、検討の余地はあると思います。
５，飽きがこないか
日々使うものであり、朝から活躍してもらう洗面台であるからこそ、自然にしっくりくるものを選びたいものです。スペース的にも、普段からの生活的にも違和感の無い、しっくり来ると思えるような洗面台を選ぶように心がけましょう。最近は各メーカーからデザイン性の豊かな、オシャレなタイプが発売されていますのでチェックしてみましょう。
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まずは洗面台のリフォームをご検討中でございましたら、お気軽に当社にお問い合わせくださいませ。
